それは最終的にありたい姿を考える事。
クライアントが企業である場合が多いので、その時のお話ですが、
私たちは図面を書く前に、必ずコンセプトを考えます。
ここが他と違うところです。言ってしまえばこれだけです。
完成時にどうなっていたいかを先にイメージを作る事でガイドラインとなり、一貫性のある企業イメージを構築できます。建物やインテリアを考える時、看板などのサインやweb、広告にユニフォームに至るまで。悩んだ時はコンセプトを思い出し、それに沿って考えるだけで良いです。
逆にコンセプトがないと、その時々の良いを寄せ集めた煩雑なものになってしまいがちです。
コンセプトをつくるには、当然ですが、その企業の歴史や創業者・経営者・社員の想いも知らないとつくれません。。
また、如何にその通りのものにしていくかも、大事なところで気を使います。
図面の前のスケッチやパースが重要です。クライアントの想いをカタチにする第一歩です。どんなテイストでいくか、如何なる形なのか。初めてイメージが掴めるところだと思います。
画像は、部屋の一室を描いたもの。
今この一枚から大きな広がりを見せている真っ最中です。その話はまたいずれ。
そして、コンセプトを考える時は、旅に出ます。
…ほんとの旅ではないです。
外に出て、写真の様なキレイな海を眺めたり、公園を歩いたり、そんな時に思いつくからです。
何故かデスクでは一切アイデア出てきません。
普段の活動域から出ると、アイデアが膨らむ感じがしますので、今度はほんとの方の旅行に行こうと思っています。近場です。
いずれヨーロッパなんかにも行ってみたいですね、海外はアイデアの宝庫だと思います。