サッカーワールドカップの日本対クロアチアを最後まで見たら
分かっていましたが集中力が持ちません。今日の夜はすぐ寝てしまう事でしょう…。
今、リフォームというのかリノベーションというのか、改修工事のご依頼が多いです。
そして私は改修工事の時は特にですが、いわゆる建築の商材というものは
なるべく流行りものではなく、昔からあるもので経年変化するもの(木材、漆喰、レンガ等)を
使うようにしています。
よく使われている建築商材は、安い美味い(?)早いみたいな感じで、
安価で納めやすくて使い勝手よく納期も困らないといういい事づくしの様に見えますが
数年経つと古臭く見えてしまって、長い目で見た時に建物や空間としての寿命は
意外に短い印象を持ってます。(思い入れもなく、飽きてすぐ壊したり、やり替えたり…。)
なので建築以外のところからも、
空間づくり、ファサード(建物の正面・顔)づくりを行います。
例えばこれ何かわかりますか?
そうです、レコードの針です。プラモのパーツではありません。
これを作っておられる会社さんの空間づくりに使います。
自社で丹精込めてつくった商品で作る空間は唯一無二で、
会社の想いのこもった空間に変わります。部屋をつくるのではなく、
歴史や思いをしたためたメモリアルな空間がつくれます。
また店舗の正面に、より他と違う印象を与えるために使うものはこれです。
そうです、金網です。分かりにくいですね。
アート用としてつくられたもので建築で使うものではないですが、
垣根を設けず色々取り入れます。
鉄に関係する会社さんであれば、鉄でできた簾を建物の一部に採用してみたり。
企業さんの歴史や想いを含めたストーリーを大切に
空間づくり・建物づくりをすることは、建物の長持ちに繋がると信じて
日夜アイデアをアウトプットしております。